現在でもお寺と檀信徒様の連絡の中心は「電話」です。お寺がコミュニティの中心的な存在となり、周囲と深く関わっていくためには、連絡先のスムーズな把握が重要です。
Googleアドレス帳との連携
最も簡単な方法はスマートフォンとGoogleのアドレス帳を連携させることです。昨今は詐欺電話や迷惑電話も多く、知らない番号からの電話はそれだけでストレスになります。着信時に相手の名前が表示されることで、安心感が生まれます。
名刺読み取りアプリとの連携
私の場合は、名刺読み取りアプリケーションとも連携しています。名刺を読み取ると、その情報がGoogleのアドレス帳に自動的に登録されます。さらにGoogleのアドレス帳はスマートフォンの連絡先と連携しているため、読み取った名刺の情報はすべてスマートフォン上で確認できるようになります。
マルチデバイス・スタッフ間での共有
この連絡先の連携は、AndroidはもちろんiPhoneの場合でも比較的簡単に設定できます。Googleアカウントで共有設定をすることで、スタッフ間での連絡先の共有もスムーズになります。すべての連絡先を自分で登録する必要がなく、スタッフの誰かが登録しておけば他のスタッフのスマートフォンにも瞬時に共有されます。自分で登録していなくても、着信時に相手の名前が表示されることは非常に便利です。
連携可能な情報と効果
連携できる情報は電話番号と名前はもちろん、メールアドレスや勤務先といった詳細項目まですべて連携され、スマートフォンの連絡先に格納されます。これにより、電話がかかってきたときに名前が表示されるので、誰からの着信か即座に確認でき、ロスのないコミュニケーションが実現します。
設定のポイント
ここで重要なのは、一度設定した後は何もしなくても自動的に連携されるようにしておくことです。初期設定さえ適切に行えば、その後は手間なく効率的な連絡先管理が続けられます。

京都大学農学部卒業後、株式会社リクルート勤務を経て、ギガフロップス株式会社を創業。同社売却の後、游仁堂の創業、株式会社鎌倉新書の取締役などを歴任。366創業時から事業に参画。2021年より取締役。行政書士、宅建士の顔も併せ持つ。
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